04_データ型

はじめに

この資料では、科目Bで使用される擬似言語における代表的なデータ型を学びます。各データ型は値の表現方法や処理結果に影響するため、意味と使い方を正しく理解することが重要です。


データ型の一覧

データ型 説明
整数型 小数を含まない数値 整数型: count ← 5
実数型 小数を含む数値 実数型: pi ← 3.14
文字列型 文字の並び 文字列型: name ← "Taro"
文字型 1文字のみ 文字型: grade ← 'A'
論理型 真または偽(True/False) 論理型: is_ready ← true

データ型ごとの特徴と演算結果

次のような代入が可能です:

整数型: apples ← 5
実数型: price ← 2.0
文字列型: message ← "Hello"
文字型: initial ← 'H'
論理型: is_valid ← false

___ 実数値を整数型の変数に代入した場合、小数点以下は切り捨てられます。

整数型: apples ← 5.4
apples を出力  // 出力結果は 5

___

一般的に割り算の結果は実数になることが多いですが、整数型同士で割り算を行った場合は、結果も整数型になり、小数点以下は切り捨てられます。

整数型: num1 ← 5
整数型: num2 ← 2
整数型: result ← num1 / num2
result を出力  // 出力結果は 2

___ 整数型と実数型の組み合わせでは、計算結果は実数型となります。(高精度なものに合わさる)

整数型: x ← 3
実数型: y ← 2.0
実数型: z ← x * y
z を出力  // 出力結果は 6.0

理解度チェック問題

問題1:次のコードを実行した結果として正しいものを1つ選びなさい。
整数型: a ← 10
整数型: b ← 3
整数型: c ← a / b
c を出力
解説を表示 正解:**ア** 整数型の割り算は小数点以下を切り捨てます。

問題2:次のコードを実行した結果として正しいものを1つ選びなさい。
整数型: x ← 4
実数型: y ← 2.5
実数型: result ← x * y
result を出力
解説を表示 正解:**イ** 整数型と実数型の乗算 → 実数結果(2.5×4 = 10.0)

問題3:次のうち、論理型の変数を使って条件分岐を行っているものを1つ選びなさい。
論理型: is_ok ← true
if ( is_ok が true と等しい )
    message ← "OK"
endif
解説を表示 正解:**イ** 論理型は true/false の値で比較されます。

問題4:次の変数宣言のうち、値の種類と型が適切に対応しているものを1つ選びなさい。
解説を表示 正解:**ウ** 論理型には true または false を代入します。