アルゴリズム=処理の手順。「まず何をして、次に何をして…」を1つずつ記述したもの。 表現には流れ図(フローチャート)や擬似言語を使う。
| 記号 | 意味 |
|---|---|
| 端子(角丸長方形) | 開始・終了 |
| 処理(長方形) | 処理内容 |
| 判断(ひし形) | 条件で流れが分かれる |
| ループ端 | 繰返しの始端・終端 |
| データ(平行四辺形) | 入出力 |
繰返しの中に繰返しが入った構造。九九表のような2次元データで使う。
ループ1(外側): i を 1→9
ループ2(内側): j を 1→9
i × j を出力
ループ2 終了
ループ1 終了
流れ図やプログラムは、いきなり1行ずつ細かく追うと迷子になる。まず全体(森)→ 次に中身(木)の順で読む。
ステップ1:森を見る(ループの外枠だけ)
中の処理はいったん無視して、ループがどこからどこまで回るかだけをつかむ。
ステップ2:木を見る(1回のループの中身)
全体像がつかめたら、次にループ1回で何をしているかを1つだけ丁寧に確認する。
i×j を1つ出力」。
この順で見れば、細かい計算を全部追わなくても構造が理解できる。
Q1 ★ループのトレース
次の手順を実行したとき、変数 s の最終値はいくつか。
s ← 0
i を 1 から 5 まで 1 ずつ増やしながら繰返す:
s ← s + i
繰返し終わり
| i | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
|---|---|---|---|---|---|
| s | 1 | 3 | 6 | 10 | 15 |
Q2 ★前判定と後判定
繰返しに入る前から条件が偽だった場合、ループ内の処理はそれぞれ何回実行されるか。
(前判定ループ・後判定ループの組み合わせ)
正解:イ
「後判定は最低1回動く」はひっかけの定番。始端/終端どちらに判定があるかを必ず見る。
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Q3 ★流れ図のトレース
次の流れ図を実行したとき、出力される x の値はいくつか。
(判断の Yes は真下、No は右へ出て下へ進む。ループは条件の手前へ戻る。)
正解:ウ(8)
「森を見る」=i を 1→3 まで回すループで、1回ごとに x を2倍にする、という骨組み。変数を表にして1周ずつ追う。
| 判定前の i | 1 | 2 | 3 | 4 |
|---|---|---|---|---|
| i ≦ 3 ? | Yes | Yes | Yes | No → 出力へ |
| x(×2 後) | 2 | 4 | 8 | 8 |
x は 1 → 2 → 4 → 8 と3回2倍され、i が 4 になったところで No で下(ループの外)へ抜けて 8 を出力。
ひっかけ:エ 16 は「4回2倍」(i ≦ 4 と読み違えた場合)。条件は i ≦ 3 なので2倍は3回。
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